ANA国際線の最新ビジネスクラス「THE Room」についてのご案内です。THE Roomが搭載された機材であるANAのB777-300ERは、2019年に導入されて以来、2023年8月現在は北米線は東京（羽田）＝ニューヨーク線および東京（羽田）＝サンフランシスコ線にて運航しております。（シカゴ 、ロサンゼルス線は2023年3月25日までの運航で終了。）
羽田＝ニューヨーク間は、（NH110/NH109）に加え、
THE Roomとは
THE Roomは、ANA国際線の新ビジネスクラスです。ANAのB777-300ER（新212席）に搭載されており、横4席×21列の計64席です。当機材は、ファーストクラス「THE Suite」8席、ビジネスクラス「THE Room」64席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー116席となっています。THE Roomの各席はスライドドア付きの個室型ワイドシートで、その名の通り極上のプライベートな空間と居住性を創り出しています。どのお席からでも通路に出ることができる利便性も兼ね揃えています。
THE Roomの特徴
THE Roomの最大の特徴としては、前述の通り各席に付いたドアを閉めるとお客様のプライベート空間を確保することができます。他のお客様が通路を歩かれる際にも、ひと目を気にせずゆっくり休んでいただけます。また、シートの幅は従来のビジネスクラスの約2倍の広さがあり、ANA史上最大のシート幅となっています。ANAが目指すこの「世界最高レベルのくつろぎ空間」は、まるでファーストクラスに搭乗しているような感覚を味わうことができます。
THE Roomのシートは、前後の向きを組み合わせたシート配列になっており、奇数席が後ろ向き、偶数席が前向き(進行方向)です。上から見た座席図は下写真のようなイメージとなります。座席マップはこちら
ビジネスクラスは、機内の座席5列目から20列目に位置しています。奇数列の座席の並びは、進行方向左からA | 通路 | E・F | 通路 | Kです。テーブルは、A、Fは座席の左側、E、Kは座席の右側に付いています。偶数列の座席の並びは、左からC | 通路 | D・G | 通路 | Hです。テーブルは、C、Gは座席の左側、D、Hは座席の右側に付いています。
中央列のお席は、中央の仕切り（可動式パーテーション）を外すことで、隣の人との会話や食事を近距離で一緒に楽しむことができます。こちらの席は、ご夫婦やカップルにとてもおすすめの席です。
外観は、明るめのウッドテイストで、シートはダークグレーを基調としています。この落ち着いた2つのカラーのコントラストが、まるでご自宅にいるような、快適な空間を引き立てています。
THE Roomが設定されている就航路線
THE Roomをご利用いただける路線をご紹介します。羽田＝ニューヨーク間においては、（NH110/NH109）に加え、同線の（NH160/NH159）の両便ともにTHE Roomが搭載された機材にて運航を予定しています。また2023年3月26日より、羽田＝サンフランシスコ間（NH108/NH107）にて運航を予定しています。
運航路線
<北米線>
羽田＝ニューヨーク間（NH110/NH109）
羽田＝ニューヨーク間（NH160/NH159）
羽田＝サンフランシスコ間（NH108/NH107）
<欧州線>
羽田＝ロンドン間（NH212/NH211）
※2023年8月時点での情報です。
※今後予告なく、運航路線や機材、座席仕様の変更が行われる場合があります。
※ご予約時にお客様ご自身にて、使用予定機材のご確認をお願い致します。
弊社ANA Sales Americasでは、お問い合わせいただく際にTHE Roomのご予約希望の有無をお伝えいただければ、機材の確認から、座席指定までお手伝いさせていただきます。また弊社で航空券をご購入いただいたお客様へは、エコノミークラスからビジネスクラスへの座席アップグレードのお手続きも無料で代行させていただきます。ぜひ日本語でお気軽にお問い合わせください。
※ANA公式ウェブサイト等でご購入されたお客様は、恐れ入りますがANAウェブサイトまたはコールセンターでの対応となります。
THE Roomのシートについて
THE Roomのワイドシートは、リクライニング席となっており、備え付けのダイヤル式のボタンを操作すると、ご自身の好みにあった角度に座席をリクライニングできます。シートは180度フルフラットになるので、就寝時やお休みの際は座席をベッドとしてご利用いただけます。
シートは、快適性を追求し、多くのトップアスリートが支持する西川株式会社と共同開発した特殊立体構造マットレスをシートに内蔵し、良好な寝姿勢を維持できるよう工夫されています。
テレビモニターは24インチの大型4Kモニターを採用。4Kモニターを飛行機に搭載したのはANAのTHE Roomが航空会社で世界初です。従来のB777-300ER（250/212席）のビジネスクラス（ANA BUSINESS STAGGERED）のモニターサイズが17インチですので、比較していただけると大きさがお分かりいただけると思います。また大きさだけではなく、高画質の4Kモニターを採用しているため、映画を見るときの迫力も従来と全く違ったものに感じていただけます。モニターはタッチパネル式となっており、備え付けのコントローラーでも、簡単にモニター画面を操作することができます。
モニター横には、身の回りのもののストレージとしてご使用いただける収納棚があります。パスポートやスマートフォン、小さなポーチなどを収納できるポケット、そして鏡が備え付けられています。また収納棚下にはUSBポートと、ユニバーサルタイプのPC電源ポートがあります。スマートフォンの充電等にご利用いただけます。※現在、HDMIポートは使用できません。
その他にも、PC作業を使用する時に便利な大型のサイドテーブルや、便利な読書灯も設置されています。
テーブルは折りたたみ式となっており、手前の大型モニターの下から引き出しお食事の際に広げてご利用できるようになっています。
THE Roomのアメニティについて
ANA ビジネスクラスのアメニティ
THE Roomをご予約のお客様（ビジネスクラスをご利用のお客様）には便利なアメニティを多数ご用意しています。
アメニティキットが入ったANAオリジナルポーチは、120年以上の歴史を持つ英国「グローブ・トロッター（Globe-Trotter）」のポーチ。その中には日本のコスメブランドSHIROのフェイスミストやリップバーム、歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグが入っています。
ヘッドフォンは、SONY製のノイズキャンセリングタイプを採用。スリッパのご提供や、パジャマの貸し出しサービスも行っています。
機内エンターテイメントは、映画以外にも、日本のドラマやニュース番組、ゲームや厳選された音楽など、空の旅が全く飽きないよう充実したラインナップとなっています。
ビジネスクラスの機内食は、和食、洋食、特別機内食など事前にリクエストが可能です。
また、機内にはビジネスクラスのお客様専用のバーカウンターが設置されています。冷蔵庫の中のワインやドリンク、テーブルの上に置いてあるドリンク・スナック類を自由に好きなだけ楽しむことができます。ふと思い立った時に、立ち寄れる憩いの場としてご利用できるスペースとなっています。
ぜひ一度こちらの動画をご覧ください。
THE Roomのまとめ
ANAの最新ビジネスクラスTHE Room、いかがでしたでしょうか。ANAが目指す「世界最高レベルのくつろぎ空間」を、ぜひ一度体験してみてください。就航都市ニューヨーク、サンフランシスコにお住まいのお客様はもちろん、その他のエリアにお住まいのお客様も、ぜひ次に日本へご帰国、ご出張等の際にはTHE Roomのご予約をご検討されてみてはいかがでしょうか。弊社では、オンラインではご提供できないきめ細やかなサービスで、お客様のご渡航のお手伝いをしております。どうぞ日本語でお気軽にお問い合わせください。
※上記の情報は2023年2月1日時点での情報に基づいて掲載しています。
※掲載のサービスは予告なく変更する場合がございます。
※新シートは順次搭載機材を拡大します。一部のB777-300ERには搭載されません。
※機材はオペレーションの状況により、変更になる可能性がございます。
