米Amazonで販売の新型コロナウイルス検査薬を試してみました!
新型コロナウイルスの影響により、身の回りのありとあらゆる事が変わってしまいましたが、旅行や出張する際の手続きも変化しています。海外から米国に入国する際には、新型コロナウイルスの陰性証明書の提出が必要になるなど、州によっては州外からの旅行者に対して同様の陰性証明書の提出を求めているところもあります。
今後は、旅行に限らず、スポーツ観戦やテーマパークへの入場などあらゆる場面で必要になってくるかもしれません。
そこで今回は、米Amazonで販売されています新型コロナウイルス検査薬を試してみましたので、その内容をご紹介します!
ステップ1 注文
Amazonのウェブサイトまたはアプリで、”covid testing kit for home”と検索しますと、Best Seller商品として”Dx Terity COVID-19 Saliva at-Home Collection Kit”が出てきます。料金はなんと税込で$120.45と日本で販売されている検査キットと比べますとかなり割高です。ただ、自宅に居ながら、そして唾液検査となりますので、その便利さと手軽さから、高くても受けたいという人は少なくないようです。一般会員とプライム会員で到着日数に違いがあるのか不明ですが、プライム会員としてオーダーをしたところ、注文から到着までは3日間でした。
一見ビニールの封筒に見えますがプチプチ仕様の封筒になっており大事に梱包されています。中身を取り出すと以下の箱があります。こちらは、返送用の箱としても利用しますので、捨てないで下さい。
箱の開けますと、中には検査キット、説明書、検査後の容器を入れるビニールが入っていました。
ステップ2 情報登録
「早速検査しよう!」と言いたいところですが、検査前の30分間は飲食禁止で水も飲んではいけませんので、その間に情報登録をしましょう。唾液採取には、思っていた以上の量が必要となりますので、水分補給して挑みましょう。
はい。ここからは、飲食禁止です。水もダメです。気を取り直して情報登録です。
説明書に記載されているDxTerity.comのページを開きます。
ちょっと見えずらいですが、右側の”REGISTER KIT”をクリックします。
Amazonで購入しましたので、available at Amazonの”REGISTER HERE”をクリックします。
今回が初めてでまだアカウントがありませんので、”SIGN UP”をクリックします。
Create Accountの画面となりますので、必要情報を入力しましょう。入力が完了して次に進むと”Save Successful”と表示されますので、一旦閉じて次に進みます。
次の画面では、検査キットの登録を行いますので、”REGISTER KIT”をクリックします。
矢印の箇所に、登録したご自身の名前が反映されているのを確認して、”NEXT”をクリックします。
次にFDAの免責事項が表示されますので、内容を確認して”NEXT”をクリックします。
続いて、Fact Sheetの選択になります。”NEXT”をクリックする前に、詳細を見たい方、詳細を確認したい方は”VIEW FACT SHEET”をクリックし必要に応じてダウンロードしてください。次に進む場合は、”NEXT”をクリックします。
2つの質問に答えていきます。二つの項目に選択しましたら、”NEXT”をクリックします。
【質問項目】
一つ目の質問は、症状があるかどうか?
二つ目の質問は、COVIDに罹っていた場合に公開するか?
次に、検査キットの検査管の番号の登録となります。検査管のバーコード下に記載された番号を入力していき、”NEXT”をクリックしますと、これで情報登録が完了となります!
ここ迄で恐らく30分経っていると思いますので、検査液を採取しましょう!
ステップ3 検査液の採取
ここからが肝心の検査液の採取となります。下の画像にある検査管の波線まで唾液を採取することになります。これが意外と大変で、口がカラカラになります。
A. 唾液採取。私のケースですと、6回でやっと波線まで辿り着きました。
B. 検査管の上部を取り外して、青色の液が入った蓋を閉めます。
C. しっかりと閉めていくと青色の液が検査管に流れていきます。
D. 採取した液と青色の液が混ざりあうように検査管を6秒間前後に振りましょう。
E. 検査管入れのビニール袋に入れて封を閉じて、ボックスにセットしてます。
ボックスの裏面を見ていただくと既にFedexの返送用伝票が貼ってあります。
また、配送途中で、ボックスが開いてしまわないようにテープなどで補強しましょう!
ここで1点注意ですが、検査液を採取したその日に返送しなければいけませんので、
すぐに返送して下さい!
最寄のFedex配送BOXに投函で終了となります。
ステップ4 結果通知確認
FedexのTracking履歴を確認したところ、返送投函してから翌日の朝には検査機関に到着しており、その日の夜中に検査結果が出ていました。検査液採取から結果判明まで2日です!
さて、検査結果が出ましたらDxTerityから検査結果が出た旨のメールが届きますので、早速検査結果を確認してみましょう!
DxTerityのサイトにログインし、”REPORTS”をクリックします。
Report Status欄には検査結果が表示されています。今回はNEGATIVEでした。一安心です。
続いて、”NEGATIVE”をクリックすると、自動で証明書のPDFダウンロードが開始します。
PDFを開きますと、検査した患者の個人情報、検査キットを登録した日、検査液を確認した日、検査した人の名前等、検査結果が細かく記されています。
手順のおさらい
①Amazonで注文する
②キットが到着したらホームページに情報を登録する
③検査液を採取したらその日中にFedex配送BOXに投函して送り返す
④結果は検査機関に到着してから24時間~72時間以内に登録したメールに
検査結果の通知が来るのでホームページで確認する。
製品特徴
- 自宅に居ながらPCR検査が出来るので他人との接触を軽減出来る
- 唾液検査
- 検査結果は、検査機関に到着後24時間~72時間以内に判明
所感
- 全体的な流れとしては、複雑な工程がなくスムーズに進められた。
- 通常のPCR検査の場合、検査場まで行かなければならず、移動間や
- 検査場で人との接触は避けられないが、これであれば一人で完結し、
- 他人との接触を避けて検査が出来るのでメリットを感じた。
- 今後、「搭乗日3日以内に検査した結果」が基準となっていくのであれば、当該製品を利用する際は、返送までの時間を考慮しても問題なさそうだ。
- ただ、気になるのは値段。相場と比べても割高なので、
- 今後、他社含めて開発が進み低コストになることを期待したい。