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ロサンゼルス→日本 (一時帰国編)

ここアメリカは、新型コロナウィルスのワクチン接種の普及や新規感染者が減少しており、また6月初旬から学校が夏休み期間に突入した事も相まって(通常6月初旬から8月下旬までの約3か月間が夏休みとなります)、Vacationシーズン真っ盛りの様子で米国内の国内線は賑わいを取り戻しています。一方で日本側の水際対策は、東京オリンピックも控えており未だ自由に行き来出来るような状況ではありません。

日本側の水際対策は現在、アメリカの一部の州からの入国者に対して3日間の隔離期間を設定しておりますが、当社社員が、「変異株B.1.617 指定国・地域」にカリフォルニアが該当していた期間に一時帰国しましたので、その当時の様子をお届けします!

カリフォルニア州は日本時間の6/14(月)0時より変異株B.1.617 指定国・地域から除外されております。

□出発前準備

まずは出発前の準備として、陰性証明書の取得が必要となりますので、当社社員は、搭乗日前日にLAXにあるCovid-19 Testの検査場で受検しました。

また、日本入国時に必要な健康フォームのQRコードの取得アプリのインストールを出国前に済ませておくと日本到着時の手続きがスムーズにいきますので、事前に必要アプリをインストールしました。

□ロサンゼルス空港

続いて、出発当日のロサンゼルス空港ですが、ANAのチェックインカウンターはトム・ブラッドレイ国際線ターミナルのCエリアにあります。有人カウンターでチェックインしていただきますが、その際にパスポートと陰性証明書所持などの確認があります。無事にチェックインを済ませますと、保安検査へと進みます。

コロナ禍において、ほとんどの空港で取り組んでいますが、LAXにおいてもソーシャルディスタンスのマークや消毒液が設置されており感染対策が施されています

□航空機内

機内で4つの書類が配布されます。

①質問票(QRコードの取得)、②隔離期間中に必要なアプリ一覧、③健康カード、④誓約書

①②については出発前に既に準備していた為、③④を機内で記入しました。

事前にこれらの準備が出来ているか否かで、到着時の手続き所要時間に影響が出ますので、事前に準備出来る事は日本到着前にやっておく事を強くお勧めします!

□羽田空港

当日はターミナル3の110番ゲートに到着して降機した後、空港スタッフの指示に従いながらターミナル3の142番ゲートまで進みます。水際対策の一連の確認がターミナル3の142番ゲートで実施されているためですが、移動距離が思っていた以上にありますのでご高齢のお客様やお子様にとっては体力的にきつそうな印象でした。

142番ゲートに到着しますと、QRコードの確認、その他の書類確認を終えPCR検査へと進みます。

書類検査は何度も行われました。

唾液採取によるPCR検査を終えた後、検査結果の呼出し番号が与えられ検査結果を待つ間、別のゲートにて隔離期間に必要なアプリのダウンロード完了の確認が行われます。その際スタッフがチェック項目をひとつづつ丁寧に確認していました。この時点でダウンロードされていない場合は、更に時間が掛かるので要注意です!

確認を終えた後、PCR検査結果待機場にて番号が呼ばれるまで待機します。

当日の状況次第ですが、当社社員の場合、フライトが到着してから番号を呼ばれるまで約5時間半掛かったようです。

番号が呼ばれた後に無事に陰性が判明しましたら、宿泊施設ごとのグループに分かれて入国審査を済ませ、税関を通って到着ロビーへ向かいます。 ※この間全てスタッフが同行しています。

到着ロビーを出ますとバスの運転手が待機していますので、運転手と合流してバスまで移動、ホテルへ直行となります。

□隔離施設(ホテル)

ホテルに到着後、お子様連れのお客様やお手伝いが必要なお客様から下車し、チェックインを済ませていきます。チェックイン時に滞在中のルールや体温チェックの説明を受けます。

食事は毎食お弁当のみで、Uber eatsを頼むこともできますが、生ものは禁止されており、デリバリーされてから、ホテルスタッフがお部屋に届けるまで1時間程度かかる場合もあるようですので、そのあたりも想定して注文する事をお勧めします。ドリンクは常温保存が可能なものと決まっており、牛乳は提供されていません。

当社社員が宿泊したホテルはコインランドリーがありましたが、事前に予約を取った上で利用可能とされており、コインランドリーまでの移動は部屋を出たところからスタッフが付き添い管理が徹底している印象でした。

滞在中は、喫煙と飲酒は禁止されていました。

隔離期間3日目に新型コロナウィルスの検査を実施し、無事に陰性となれば事前に用意されたバスで羽田空港へ戻り、第三ターミナルで解散となります

※入国当日は隔離期間にカウントされませんので、入国翌日から隔離期間1日目となります。

最後に、隔離期間においては、“<厚生労働省>健康状態確認のお願い”のメールが届きますので、忘れずに毎日回答しましょう!新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、私たちが出来る事は協力していきましょう!

一日でも早く新型コロナウィルスが収束し、日本そして世界中へ自由に行き来できる日が来ますように

ホノルル→日本(一時帰国編)もご参考にされてください。